季刊まちりょくvol.42
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43仙台市市民文化事業団出版物のご案内『3がつ11にちをわすれないためにセンター 資料カタログ』 本書は、市民協働による東日本大震災のアーカイブをすすめるためのプラットフォーム「3がつ11にちをわすれないためにセンター(わすれン!)」が2011年5月に発足して以来、さまざまな人が参加し、その活動を通じて記録・公開された映像や写真などを紹介するカタログです。せんだいメディアテークの映像音響ライブラリーを通じて見ることができるDVDや展示パネル、また、ウェブサイト(https://recorder311.smt.jp/)の記事からいくつかを紹介しています。 これらの資料は個人でご覧いただくのはもちろん、学校やイベントにも貸し出していますので、これまでを振り返るとともに、これから震災にまつわる活動をはじめようとするみなさまもご活用ください。2021年3月 発行せんだいメディアテークにて無料配布せんだい3.11メモリアル交流館で、仙台市東部沿岸地域の歴史と記憶を1冊にまとめた冊子を発行します 地形や古くからの歴史的な経緯によって、それぞれの町ごと独自の地域性が形づくられてきた仙台市沿岸部。その興味深い歴史を掘り下げた冊子を、せんだい3.11メモリアル交流館で発行します。執筆は郷土史家・元仙台市史編纂室長の菅野正道さんです。 掲載する地域は、宮城野区の中野から、蒲生、新浜、若林区の荒浜、笹屋敷、神屋敷、二木・三本塚、種次、井土、藤塚、さらには名取市閖上まで。各地域の記憶と魅力を震災から10年となるこの機に文章として残し伝えていくため、地域の方々にも話を聞きながら制作しました。 江戸時代に描かれた絵図と近年の航空写真を見比べたり、日本最長の運河・貞山堀の歴史や訪れておきたい場所なども知ることもできる1冊。ぜひ手にとって見てください。発行:せんだい3.11メモリアル交流館2021年3月 発行book

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