季刊まちりょくvol.40
36/56

まちの話題※新型コロナウイルスの影響で開催が中止・延期となる可能性があります。 お出かけ前にホームページ等で最新の状況をご確認ください。 34仙台フィルハーモニー管弦楽団 7月より演奏会を再開! 仙台フィルは新型コロナウイルス感染症の影響により3月から演奏活動を休止しておりましたが、この度、7月より演奏会を再開し、7月24日(金)、25日(土)、日立システムズホール仙台・コンサートホールで第338回定期演奏会を開催しました。 当初は、ヤデル・ビニャミーニ氏の指揮でイタリアにまつわるプログラムをお届けする予定でしたが、氏の来日が困難であることから指揮者を仙台フィル レジデント・コンダクターの高関健氏に変更し、ソリストに津田裕也氏を迎えたベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」とドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」を演奏いたしました。このドヴォルザークの「新世界より」は、2011年7月に仙台フィルが東日本大震災発生から4ヵ月ぶりに仙台市青年文化センターに復帰した際に演奏したとても思い入れのある曲でもあります。  本公演は新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドラインに則っての開催となりましたため、座席数を50%に減らし、さらに当日ご来場のお客様には消毒や検温など感染症対策にご協力いただいて、無事に開催することができました。 また、今回の公演では、医療の最前線で日々たたかっておられる全ての人への感謝を込めて、全世界で開催されている「MAKE IT BLUE」に参加をいたしました。これは、新型コロナウイルスによるパンデミックで仕事が停止状態にあるイギリスのエンターテイメント業界から始まった運動で、医療関係者を象徴する“青”を使って医療現場の最前線でたたかっている方々に感謝の意を伝えようというものです。 今回は、宮城県花卉商業協同組合の協力を得て、世界でも珍しい「青いカーネーション(名称:ムーンダスト)」をステージ上

元のページ  ../index.html#36

このブックを見る