季刊まちりょくvol.40
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17期間:2020.5.1 - 2020.6.30 作品募集期間   2020.8.1 - 2020.8.23 作品展示販売期間場所:Cyg art gallery(盛岡市内丸16-16 大手先ビル2階)取り扱うもの:その年によって様々ですが、ZINE、アートブック、画集、写真集、記録集、絵本、詩集、小説、漫画など、本の形をしたさまざまな表現を取り扱っています。―2012年、2013年は「ZINE STOP TOHOKU」として開催後、「ART BOOK TERMINAL TOHOKU」として続いています。今年で9回目の開催となりました。ART BOOK TERMINAL TOHOKU 2020 (ABTT2020)●ZINEの魅力とは?①見た目も中身も制限がなくさまざまなところ。流通に乗る本はある程度本の大きさの規格や素材の制限がありますが、ABTTに応募される作品は作り手の思いによって素材や大きさ、製本方法などが本当にさまざまです。大量に印刷されるものとはまた違ったよさがあるように感じます。②小部数発行ゆえの「ここでしかみられない」「私しか知らない」という感じも魅力的です。盛岡市内丸16-16 大手先ビル2階11:00 - 19:00/水曜定休ほか不定休あり(10月からは火曜と水曜が定休になります。)COVID-19 感染拡大対策として、予約優先でのご案内を継続する予定です。ご予約はWEBサイトまたはお電話にて。WEB:https://www.cyg-morioka.com/reserve.html 電話:019-681-8089Cyg art gallery は、東北の作家に焦点を当てた企画展を行うギャラリーです。展示スペースのほか、これまでのABTTに出品されたアートブックなどを取り扱うショップスペースも併設しています。また、レンタルスペースToastも、昨年Cyg内にオープンしました。 今年のABTT応募作品のなかでは、しもかわらさとこさんの「やまなみ」が印象的でした。 なみなみのゴムにとめられた本を開くと、折帖製本で綴じられたやまなみがすうっと伸びていきます。 しもかわらさんが今回の出展コメントに「コロナウイルスの影響で、展示がままならなくなった友人や自分自身を励ましたいなーんて思って作ってみました。」と書いていらしたのですが、本の中のやまなみと、そこに添えられた言葉に落ち着きを感じ、じわっと温かな気持ちになりました。えるイベントこれまでに出会った印象的な ZINE

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