季刊まちりょくvol.40
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――今回のZINE を作った目的はありますか?やこしい流れですが、2018年の一年間、新宿眼科画廊さん(東京)が毎月発行していたミニマガジンにて、仙台周辺について伝える1ページのコラム漫画「仙臺村通信」を連載していました。2019年末に神戸での本屋イベント(※)に出店することになり、この機会に上記のものをベースにした「神戸の本好きの人に仙台の本屋の事情をお伝えするzine」を製作することにしました。(なので、サブタイトルの「神戸へ出張編」は「神戸へ出張したレポート」ではなく「このzineそのものが神戸へ出張した」というイメージで作られています。)※「本屋に飽きた本屋の話vol.3(最終回)」旧グッゲン ハイム邸(神戸)――ZINEというかたちにした理由は?々は同人誌の手作り感が好き、というのがベースにありますが、zineという名前を初めて聞いて手に取ったのは10年程前に当時大学生だったイラストレーターの山本悠くんが主催したzineのイベント(※)でした。そしてzine製作に至る前に個人的に漫画を描ける様になりたいという目標があり、コラム漫画を描くことで練習も兼ねつつ、連載のための取材を口実に普段行かないところや関われないところへも潜り込めるのでは…という魂胆もありました。今回の神戸でのイベントは、本好きの方が集まるものだったのでzineの形態になったのは必然かもしれません。※会場は東京の西日暮里にあったop.00302――制作の流れはどのようなものでしたかベント主催者が友人で、遊びに行くならせっかくなので出店者として参加したいと急遽お願いした経緯がや元イ仙臺村通信 vol.8(新宿眼科画廊新聞2018年9月号掲載)10⇒P.8から続くタイトル:『仙臺村通信 神戸へ出張編』  つくったひと:門眞妙さん内容:仙台の書店、購入した書籍等の紹介  形態:B6判8ページ

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