季刊まちりょくvol.39
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62018年の成果発表展 若林区東六郷地区にお住まいだった方々を中心に結成された手づくりサークル「マートル」の皆さんに、手芸による七夕飾りの作り方を教えていただきました。今回のために考案していただいた、針を使わずに作ることができる「吹き流し」と「巾着」をつくりに沢山の人が訪れました。 石器で紙を切れるかチャレンジ。石器で短冊を切って、竹に吊るしてお願いごとをしました。短冊は七夕飾りと一緒に8月中旬までラウンジに展示しました。「雑がみ」を使って工作する「ワケあり雑がみ部」では、「仙台七夕まつり」期間中に成果発表展を開催しています。講座では紙にゆかりの深い七夕の、飾りの由来や歴史などを学びました。成果発表展では、その知識を活かした個性豊かな七夕飾りがたくさん登場しました。 仙台では月遅れの8月に七夕と盆の行事が行われます。季節展示「七夕と盆」では、過去の「仙台七夕まつり」の変遷を写真資料でたどり、年中行事が観光化されていく過程と、タナバタウマなどにみられる農村などの七夕行事の豊かな世界を紹介します。盆については、仙台周辺でみられる祖霊をお祀りする盆棚の復元展示から盆についてご紹介します。●2017年7月27日開催 開催館:せんだい3.11メモリアル交流館「手芸で七夕飾りをつくろう」 講師:手作りサークル「マートル」●2017年8月6日~8月8日   開催館:地底の森ミュージアム 「石器で七夕の短冊をつくろう」 ●2018年6月9日開催 開催館:せんだいメディアテーク「あらためて知りたい祈りと紙のまつり“七夕”」 講師:佐藤正実(風の時編集部) ●7月4日(土)~8月23日(日) 開催館:歴史民俗資料館 季節展示「七夕と盆」不要物を活用した作品づくりで知られるアーティスト藤浩志を部長とし、仙台市が収集するリサイクル資源「雑がみ」を使って活動する市民参加型の部活動。ワケあり雑がみ部とは?これまでに開かれてきた七夕関連イベントの一部をご紹介します。関連イベントさらに詳しく知りたいときは…今年も開催歴史民俗資料館:宮城野区五輪1-3-7 ☎022-295-3956        開館時間9:00~16:45(入館は16:15まで)

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