10周年!!5周年！10周年！6 「障がいのある人のアートに対する理解がなかなか広まらない・深まらない現状」に対して、「東北地方の障がいのある人の社会参加や企業との連携、自己表現・自己実現のサポートをするとともに、社会の側からも、障がいのある人たちやそのアートに対する理解の促進を図りたい」（第1回開催概要より）という思いで2015年に始まった公募展。今年は、東北から呼びかける全国公募展として、その企画、運営を東北6県の福祉施設のスタッフなどで構成する公募展実行委員会が行っています。 作品募集の対象を東北から全国に広げたことで、40都道府県から過去最多の850点もの応募があった第5回公募展。審査を経て選ばれた入選作品136点が展示された会場は、連日多くの来場者でにぎわいました。 福祉にアートを持ち込みたいと考えていた白木福次郎氏（(株)白木屋代表取締役／NPO法人スペシャルオリンピックス日本・宮城理事長[いずれも当時]）と、美術をより開かれたものにしたいと考えていた村上タカシ氏（宮城教育大学）が出会い、2010年に始まったアートプロジェクト。個人商店や公共施設、復興住宅自治会など、長町エリアの人々と協働しながら、地域の魅力の発掘と、互いを学び合い、支え合うことを目的に毎年さまざまな企画を実施してきました。 会場は長町商店街を中心としたエリア。わからないことを面白がってくれる懐の深さと、人情味溢れる旦那文化の残るこの地域ならではの、温かな人と人とのつながりが生まれています。Art to You! 第5回東北障がい者芸術全国公募展2019年10月17日～20日公益社団法人東北障がい者芸術支援機構アート・インクルージョン20192019年10月1日～31日一般社団法人アート・インクルージョン第一線で活躍する審査員もこの公募展の魅力。（左から、櫛野展正氏、中津川浩章氏、渡辺雄彦氏、（一人おいて）、高山登氏、辻けい氏）長町の歴史をモチーフにしたオリジナルミュージカル「橋姫ミュージカル」を披露主催者提供レポート❷レポート❶
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