季刊まちりょくvol.35
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16きまぐれ酒場楽屋〒983-0011 仙台市宮城野区栄4-9-17 022-775-944217:00-24:00不定休JR仙石線「中野栄駅」北側すぐhttps://twitter.com/gakuya_kimagureきまぐれ酒場楽屋 仙台演劇人が運営する居酒屋が中野栄にオープンしました。「仙台の街と舞台人に魅せられて」東京から仙台へ拠点を移して丸4年、「せんだい卸町アートマルシェ」の立ち上げをはじめ、精力的に活動している舞台企画・制作の赤羽ひろみさんがオーナです。観客の裾野を広げること、そして、演劇関係者が安定した収入を得ながら活動を続けられる環境をつくること。舞台芸術を取り巻くこのふたつの課題に同時にアプローチできるのではないかと考え、出店を決めたといいます。なんとも演劇人らしい「楽屋」という店名には、「出演者やスタッフにとって、楽屋は一息ついて、思い思いの時間を過ごすことができる居場所。ここもお客さんにとっての〈居場所〉だと思ってもらえるような、アットホームな場所にしたい」という思いを込めました。 スタッフはみな演劇関係者。店長は長年仙台の舞台音響に携わってきた山口裕次さんが務めています。スタッフ馴染みの友人たちが座敷で演劇談義に花を咲かせる傍ら、店長特製「豚の角煮」が美味だという噂を聞きつけて来た女性はカウンターで一杯。仲間とでも、一人でも、それぞれの時間を楽しめる、そんな雰囲気がこのお店にはあります。 中野栄というちょっと意外な立地も、仙台駅から電車で一本、改札を出てすぐと、なかなか便利。劇場の扉よりずっと軽く感じられる「居酒屋」を入口に、美味しい料理とお酒、そして出会いと交流を楽しんで、舞台をもっともっと身近に感じてほしい。そんな思いの詰まった「楽屋」に、みなさんもぜひ訪れてみてください。2019年4月オープン木のぬくもりが感じられる空間に全15席。座敷、テーブル席、カウンター席など、人数や目的に応じて気持ちよく過ごせるよう工夫されている。今後は演劇情報も充実させていきたいとのこと。チラシやポスターの持ち込みは大歓迎。店長 山口裕次さんおすすめメニューは「豚の角煮」と「鶏の唐揚げ」。山口さんが舞台の現場に出るときは、赤羽さん自ら厨房に立つことも。こんなお店もできました!

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