季刊まちりょくvol.34
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61 初日は2本のチェロとピアノで構成された若手の演奏家たちによる、小品を中心とした定番クラシックの名曲からポップスまで幅広いプログラム内容となりました。チェロとピアノのコンビネーションが心地よく、美しい音色が響きわたり、お客様からは「まるでオーケストラのようだ」「若い方からフレッシュなパワーがいただけた」と絶賛されました。 二日目は、ソプラノ、フルートの女性2人のチームワークと、男性ピアニストの軽妙なおしゃべりに導かれて、参加者も歌ったりリズムを取ったりと参加型のコンサートとなりました。「花を咲かせよう」というタイトルテーマが、プログラム全体に散りばめられ、曲の色当てクイズを解くかぎにもなるなどして、プログラムが進むにつれ会場全体に色々な花が咲いているかのようになりました。 ロビーコンサートながら、本格的なホールで十分聴ける内容との声を多くいただきました。一方で演奏者と客席の垣根がなく楽しんでいただけるのが、このコンサートの特徴です。次回も2019年11月頃に開催を予定していますので、ご来場いただければ幸いです。文・仙台銀行ホールイズミティ21 佐藤友秋11月14日「2本のチェロとピアノによる華麗なる調べ」2CELLOS/影武者を演奏ピアソラ/リベルタンゴを演奏11月15日「花を咲かせよう!ソプラノ/フルート/ピアノによる名曲コンサート」 チャイコフスキー/花のワルツを演奏ガーシュウィン/I Got Rhythmスペシャルバージョンを演奏

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