季刊まちりょくvol.33
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7*主要参考文献『日本童謡事典』上笙一郎 2005年 東京堂書店『日本の童謡 誕生から九〇年の歩み』 畑中圭一 2007年 平凡社 『童謡の百年』井手口彰典 2018年 筑摩書房 …童謡は作曲しないで、子供達の自然な歌い方にまかせてしまつた方が、むしろ本当ではないかとも思はれます。『赤い鳥』「通信」1919年9月芸術性よりも歌謡性を重視した「レコード童謡」に対する批判や議論は戦後も続きました。 昭和の終わり頃になると、「大人」が幼少の頃に親しんだ「古い歌」を懐かしむ「童謡ブーム」が起こります。「唱歌」や「わらべ唄」なども含め、「日本人の心のふるさと」を想起させる歌がその対象になりました。 「童謡」は、時代の流れの中でその枠組みは変化してきました。私たちが現在イメージする「童謡」も、この先、形を変えていくかもしれません。しかし思い出の「童謡」は、一人ひとりの心の中で愛され続けることに変わりはないでしょう。 大正から昭和にかけてレコードやラジオの普及とともに「童謡」」は耳で楽しむものになりました。耳に心地よい歌詞が好まれ、それらは「レコード童謡」と呼ばれました。「童謡」は芸術的なものと大衆的なものとに分かれていきます。 戦後、「童謡」ではなく「流行歌」を歌う少女、美空ひばりらの出現により、「子ども」=「童謡」という概念が崩れていきます。また時代とともに流行歌やテレビまんがの主題歌(アニメソング)なども「新しい童謡」とみなされ「童謡」の範囲は幅広くなります。「かなりや」は曲譜のついた「童謡」の第一号とされています。北原白秋

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