季刊まちりょくvol.33
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61 またbox-2では、丸福ボンバーズの『さいごのなみだ』や、dracomによる『ソコナイ図』を上演。かたや、笑って泣ける珠玉のエンターテインメント、かたや、実在の事件をベースに、現代社会の問題意識を切々と投げかける内容。作風も後味も全く異なる作品を次々と楽しめるのも、おろシェの魅力です。 今年は、10-BOXの別館である能-BOXでも公演を行いました。山田うんさんと太田惠資さんの『ボレロ〜秋風辞〜』は、能舞台の幽玄な雰囲気のもと、コンテンポラリー・ダンスとヴァイオリンの即興の掛け合いが見ごたえのある作品になりました。 このほか、1公演で2作品を楽しめる「コンビネーションステージ」では、舞踏、タップダンス、ミュージカル、スタンダップコメディなど、多くの作品が一堂に会して盛り上がりを見せました。 10-BOXの施設中央のウッドデッキは各部屋への移動のための通路なのですが、おろシェ期間中は人々の出会いや交流の場に様変わり。飲食や雑貨などのブース出展、「フィールドステージ」という公演の合間の楽器の生演奏や野外プログラムの上演、「おろシェフ」と称した3名の俳優による即興の本の読み聞かせなどが、観劇の合間も楽しませてくれました。 2年目を無事に終え、おろシェ実行委員会は今後の更なる意気込みとして、舞台芸術のみならず、音楽や美術などにも広く取り組んでいきたいそうです。 おろシェが、仙台を代表するアートの祭典として、卸町から全国に活動を響きわたらせるようになる日も、そう遠くはないかもしれません。*は撮影 玉置玲央文・せんだい演劇工房10-BOX 岩村空太郎***

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