季刊まちりょくvol.33
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16「しゃぼん玉」の作詞者野口雨情や曲のエピソードについて、リラックスした中で学んでいます。「チューリップ」「ちょうちょう」「かたつむり」など長い間残ってきた歌はすごいですね。幼な子が歌える音階で作られている。戦後もいい歌がたくさん作られたし、30年前に生まれた「さんぽ」なんかも色褪せませんね。時代ごとの特徴があって、日本の童謡は豊かだと思います。瀧たきざわ澤朝あさお夫さん(長さん・タッキー) お邪魔したこの日は、市内のみならず、塩釜や名取などからも未就学児の親子が集まっていました。まずは「幸せなら手をたたこう」、「大きな栗の木の下で」を親子で身体を動かしながら歌います。「しゃぼん玉」を歌う前には、作詞をした野口雨情について学びます。そしてストローを使ったボイストレーニングや母音の発声練習も行います。これは日本語の母音や子音を大切にして歌い、美しい日本語を子どもたちに伝えてほしいためとのこと。 「〈童謡〉ファンは高年齢の方々に多いですね。〈童謡〉は外国の歌を元にしたものも多くて、国際交流もできるし、歌詞の内容や背景から学ぶことがいっぱいあります。若い人たちにつなげていくために、一緒に歌える場を作っていきたいですね」と意欲を語ってくださいました。ストローを使ってボイストレーニング。正しい発声には不可欠とのこと。親子うたあそび応援団 [問合せ先] 080-2824-7144(代表 瀧澤)  親子で触れ合いながら歌を楽しみます。

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