季刊まちりょくvol.33
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15 仙台という土地柄からメンバーには転勤族の方が多く、卒業したOG会員は全国各地に。繋がりは強く、毎年開催するコンサートには、駆けつけて手伝ってくれるそう。 高校時代に合唱部に所属していたサークル代表の大橋香朱美さんは、7年前に親子で歌える場所を探す中でこのサークルを見つけました。「自分が子どもの頃に歌っていた歌を、自分の子どもたちに伝えられるのがいいですね」と大橋さん。子育てに息詰まっても、親子で歌ってリフレッシュでき、歌を通してお母さん同士でつながることができるのが魅力ですと語ります。小学校4・5年生の頃、小学生に上がったばかりの妹も一緒に家族で紅葉を見ながら歌いました。ハモるのが心地良かった記憶があります。歌うとその時の光景が鮮明に思い出されますね。長女が小学生になり、今度は母として一緒に歌う楽しみがあります。親子童謡講座 「あめんぼ」をサポートする長さんは「親子うたあそび応援団」の会員で「タッキー」という別名もお持ちです。「童謡」は親(祖父母)と子どもが触れ合える大切なツールだと、「童謡」誕生100記念企画「親子童謡講座 どんぐりころころ」を開催しています。0才から未就学児の親子の「どんぐり組」、幼児・児童(低学年)親子の「ころころ組」各20組を募集。どれだけ集まるか不安だったそうですが、定員を超える応募があってビックリしたと言います。大おおはし橋香かすみ朱美さんの「この一曲」「紅もみじ葉」(高野辰之作詞・岡野貞一作曲)母と子のうたごえサークル あめんぼ[問合せ先] 080-5224-0904(代表 大橋) amenbo_utagoe@yahoo.co.jp 「あめんぼ」のみなさん。11月のコンサートに向けてOGの方も手伝いに見えていました。コンサートで使用する「ぐりとぐら」の幕は14年前に作られたもの。大切に受け継がれています。美しい日本語を大切に

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