季刊まちりょくvol.32
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11 おもてなし集団「伊達武将隊」の片倉小十郎景綱と松尾芭蕉に遭遇!近くのJR「東照宮駅」に「街歩きツアー」のお客様を迎えに行くところでした。 お店の方に聞いても、何なのかわからない不思議な品もたくさんありました。仙台在住のミステリー作家・三浦明博さんの『滅びのモノクローム』(第48回江戸川乱歩賞)で、主人公が、物語の発端となる16mmフィルムと古いリールを手に入れたのもこの東照宮の骨董市でした。 「骨董」には「物語」が秘められています。気持ちにひっかかる「もの」との出あいを求めて、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。昔のお絵描きノートも売られていました。何か言いたげなものたち。おもてなし集団「伊達武将隊」の片倉小十郎景綱(左)と松尾芭蕉(右)。場所柄か違和感がありません。まさに「掘り出し物」を探しています。三浦明博『滅びのモノクローム』(2002年8月、講談社刊)ドラマ化もされました。仙台骨董青空市毎月第4日曜日 7:00~15:00会場:仙台東照宮 仙台市青葉区東照宮1-6-1JR仙山線「東照宮駅」下車 徒歩3分http://kokando.web.fc2.com/aozoraiti.html

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