季刊まちりょくvol.31
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66「結ゆい」—このタイトルは、仙台市消防局のレスキュー隊員が、東日本大震災後に初めて東北で行われた「第46回全国消防救助技術大会」(仙台・宮城大会)のスローガンとして考案したものです。消防救助の基本である結び(結けっさく索)や、全国から駆け付けてくれた関係者だけではない、語り尽せない方々との結束や、支援への感謝が込められています。 これは、消防にとって特別な意味を持つ言葉に寄せる想いを、チラシ裏面のメッセージから抜粋したものです。 この企画展では、2011年の5月から7月に、津波被災現場の最前線に立った若林消防署の職員が無記名で書いた未公開の「手記」を中心に、隊員へのインタビュー、沿岸部救助活動等に使われた資機材のほか、発災時に非常時体制となった消防の活動記録を展示しました。手記は、不眠不休で職務を遂行する姿の内側に隠された、不安や葛藤を抱く一人ひとりの人間の姿を赤裸々に伝えるものでした。 きっかけは、「次の災害に備えることの大切さを伝えるものをメモリアル交流館でできないか」という、とても強い使命感と熱い想いを持った若林消防署予防係の皆さんとの出会いでした。 当初は、救助に使われた資機材をオブジェとして展示をすれば、リアルに伝わるのではないか、と考えていました。しかし、ある日の消防署内での打ち合わせで、消防のOさんが「一番伝えたいのは、手記です」と控えめにも断言した時、その場の誰もが納得し、手記を軸とする方向にシフトしていきました。結ゆい~消防・命のプロが見た東日本大震災 3.11現場の事実×心の真実ミュージアムレポート撮影:SkyStars.LLC会期:2018年2月6日(火)~4月22日(日)会場:せんだい3.11メモリアル交流館
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