季刊まちりょくvol.28
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99 2日目は、かつてチェンマイに都をおいた「ランナー王朝」時代の伝統舞踊をとことん堪能するプログラムをお届けしました。「北方のバラ」と称される古都の豊かな文化に、日本で触れる機会はそう多くはありません。少数民族の踊りや勇壮な太鼓の舞「クローンサバッチャイ」など、北タイの伝統舞踊を余すところなくご覧いただきました。力強い中にも厚い信仰心や豊かな精神性が垣間見え、見ているこちらも穏やかな気持ちに。 両日とも、ステージの終盤には来場者を舞台上に招き入れ、「ラムウォン」という輪になって踊る演目をともに楽しみました。一緒に踊った来場者の方からは、「日本の盆踊りみたいで、とても馴染み深いです」という声も。舞踊団がタイと日本の国旗を振って幕が下りた後は、来場者と記念撮影をしながらお見送りをしました。「特別公演 タイ王立舞踊団」事業レポート

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