季刊まちりょくvol.27
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6 最初の目的地は、東北福祉大学国見キャンパスのど真ん中。学生たちが往来する学内をのんびり歩いて行くと、香ばしいパンの香り漂うエリアに「芹沢銈介美術工芸館」の看板を見つけました。訪れたのはちょうどお昼時。パンを求める学生さんの長い列を眺めながら、受付のある5階へと向かいます。 エレベーターに乗り込む前に、エレベーター扉にも注目を。美しく連なる文様は、1階、5階、6階と、階ごとに異なる芹沢銈介デザイン! そのこだわりに感心しつつ、展示室のある6階へ。 入り口には芹沢銈介が暮らした東京・蒲田の邸宅の応接間が再現されています。宮城のカマ神さま、チベットの蓮文絨毯、イギリスのラダーバックチェアなど、古今東西の工芸品が、日本の応接間で見事に調和している不思議。人々の暮らしに根ざしたものたちが発するパワーと美しさは作品づくりへの大きなインスピレーションとなり、作品のモチーフとしても度々登場しています。また、来訪する客の好みに合わせて応接間の模様替えをしたり、客がそれに気がつかないと不機嫌になったりと、人間国宝芹沢銈介の人間らしいエピソードに思わずにんまり。 いよいよ展示室に入ると、美しくライトアップされた型紙が。ここには作品に使用された、約一万点もの型紙が収蔵されているのだそう。光の中で黒く浮き上がる型紙は、それ自体がすでに完成された作品のよう。続いて屏風、着物、芹せり沢ざわ銈けい介すけ美術工芸館東北福祉大学パンの香りが道しるべ福田町の人気店「パン屋げんき」2号店に並ぶ学生さんたち強烈な個性が集結しているにも関わらず、何故か落ち着く応接間入口1階は立木文、受付5階は波文、展示室6階はモザイク文こけし愛好者のバイブル「こけし・人・風土」の装丁デザイン

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