季刊まちりょくvol.27
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11東北大学植物園〒980-0862 仙台市青葉区川内12-2 TEL 022-795-67601958年、研究・教育を目的に、理学部附属植物園として設立。学内共同研究施設であると同時に、「自然植物園」のコンセプトのもと、敷地2/3を占める国指定天然記念物「青葉山」の保全・公開や、国内で収集された野生植物などの植栽展示を行っている。また園内には国指定史跡「仙台城址」の一部も含まれるなど、遺跡も点在している。公開期間:春分の日~11月30日開園時間:9:00~17:00(入園は16:00まで)入園料:大人230円、小人(小・中学生)110円(団体割引、年間パスポート有)休園日:月曜日(ただし祝日の場合は祝日明けの平日)交通アクセス地下鉄/仙台市地下鉄東西線「T04国際センター駅」下車、西1出入口より、または「T03川内駅」下車、南2出入口より、どちらも徒歩12分。観光循環バス『るーぷる仙台』/「①仙台駅前」16番のりばから乗車、「⑤博物館・国際センター前」下車、徒歩12分無料駐車場28台分歩いたところで、園内一周コースの中間地点「青葉山ゲート」に到着。ゲートの外にはコンビニやレストランがあるので、ここでしばしの休憩を。 再入場後の後半は、下り坂が続きます。所々に設置された「動物へのあいさつ」を打ち鳴らしつつどんどん下り、ロックガーデンの川のせせらぎが聞こえてきたらあと少し。1時間弱の道のりには、ネームプレートをつけた植物たちに、史跡に、植物園クイズにと、立ち止まるポイントも満載で、充実の園内一周でした。  最後にもう一度本館に立ち寄り、展示ホールを見学。ここ青葉山の動植物に関する展示のほか、冬虫夏草コレクション、花粉画集など、レアな展示にも出会えます。青葉山の奥深さにたっぷり触れた満足感と疲労感とを心身に感じつつ、昔の面影を残したレトロな川内出口から、植物園を後にしました。植物園に多い樹木ベスト10動物へのあいさつは2パターン こちらは順次ベルに切り替わるそう冬虫夏草コレクション昔の名称「東北大学理学部青葉山植物園」が残る川内出口「青葉山植物園ガイドブック 植物園に行こう」東北大学植物園 編 定価952円+税50周年を記念して2009年に発行されたガイドブック。青葉山の歴史、森の特徴、園内の季節ごとの見どころやおすすめ散策コースを、植物の写真満載で解説。おみやげ

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