季刊まちりょくvol.26
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4仙台市生まれ。1984年、芝居小屋「六面座」を旗揚げ。劇団での演劇活動のほか、一人芝居の上演、テレビ・ラジオへの出演、講演、エッセイ等の執筆、市民参加型ミュージカルの脚本・演出を手がけるなど、幅広く活躍している。1996年から2005年まで自ら企画し六面座で主催した「わたしの名ゼリフコンテスト」には全国から応募があり、大きな反響を呼んだ。1988年、宮城県芸術選奨新人賞、1998年、宮城県芸術選奨をそれぞれ受賞。著書に『金野むつ江戯曲集 シンク・シンク』『「わたしの名ゼリフ・コンテスト」傑作選 天然語録』などがある。金野 むつ江 こんの むつえ拝しながら生活しているといい、金野さんと政宗公の縁を感じながら、瑞鳳殿、瑞鳳寺、穴蔵神社を巡る。気がつくと、歩きはじめてからあっという間に3時間が経っていた。 それぞれの場所は訪れたことがあっても、改めてぐるりと歩いてみると、地形は変化に富み、そこかしこに歴史が息づいていて、「なんだ、仙台っておもしろいじゃないか!」と再認識した。「私の夢は、仙台市内のあらゆる道を自分の足で歩くこと」と語る金野さんが導いてくれた充実のひとときだった。評定河原橋評定河原球場太宰治が「舌切雀」の舞台に設定したあたり愛宕神社瑞鳳殿鹿落旅館跡地鹿落観音堂鹿落観音堂瑞鳳寺霊屋橋愛宕大橋穴蔵神社広瀬川片平霊屋下米ヶ袋向山県工業高片平丁小学校東北大学片平キャンパス東北学院大学土樋キャンパス仙台地方裁判所今回歩いたところ

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