季刊まちりょくvol.21
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12 P.8で紹介した練習に参加していた楽団員の方々にお話をうかがいました。皆さん、農業と音楽への愛情がハンパじゃありません! 東北農民管弦楽団そのものが、楽団員一人ひとりの思いにはぐくまれた豊かな実りと言えるかもしれませんね。 岩手県金ヶ崎町で自給自足の農業をやっています。ホルンは学生時代から吹いています。この楽団のことは最初知らなかったのですが、新聞記事を見て興味を持ち、1回目の演奏会から参加しています。参加してみての感想? いやあ、面白いですよ。 弘前市在住です。市民農園で農業に携わっています。楽器は以前やっていたのですが、しばらくやめていました。たまたま東北農民管弦楽団の第1回演奏会のチラシを道の駅で見かけて、聴きに行ったところ、とてもあったかい演奏で感動しまして。それで自分も参加したいと思い、楽器を再び始めました。 年金生活ですが、青森市でそばと野菜を自然農で栽培していて、気持ちだけは百姓です。中学校・高校と吹奏楽をやっていました。入団のきっかけは、農業関係の集まりで代表の白取さんと知り合い、その思いに惹かれたこと。最初は「手伝い」ということで参加したのですが、いつの間にか楽器をやるようになってしまいました(笑)。仙台には上手なオケがたくさんありますから、我々をどんなふうにみてくれるか……、不安でもあり楽しみでもあります。 青森出身で、今は岩手大学農学部の3年生です。大学では農業土木、圃場の整備などを勉強しています。大学のオケに所属していて、先輩から声をかけられて農民管弦楽団にも参加するようになりました。練習場所(花巻)までは盛岡から先輩の車に乗せてもらって1時間半ぐらいかかるのですが、このオケは大学のオケとはまた違う雰囲気でとても楽しいです。石いしもた母田 明さん菅原 知子さん山本 豊さん三上 悠美さんホルン

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