4仙台市生まれ。宮城学院女子大学日本文学科卒業。劇団四季にて『キャッツ』『ジーザス・クライスト・スーパースター』等の演出補をはじめ、『ユタと不思議な仲間たち』『人間になりたがった猫』『魔法をすてたマジョリン』等の作家・演出家として活躍。退団後は松本幸四郎主演ミュージカル『ZEAMI』、冨田勲オペラ『ヘンゼルとグレーテル』などの演出を担当する一方、1990年、仙台にSCSミュージカル研究所を開設し、新たな創作活動を開始。以来、これまでにSCSで創作したミュージカル作品数は140を超える。現在はSCSをはじめ、七ヶ浜町、一関市、米沢市などで地元ミュージカル団体の育成・指導にもあたっている。2010年、宮城県教育文化功労者。有限会社純クリエイション取締役、宮城学院女子大学非常勤講師、宮城県文化芸術振興審議委員等を務める。梶賀千鶴子 かじかちづこ東二番丁通を渡る。この通りを挟んで宮城学院と東北学院の校舎が向かい合って建っていた。「高校で応援団を作ったとき、東北学院のボーイフレンドから『千鶴子ちゃんが不良になった』なんて言われてね(笑)。でも女の子らしい演出と振付でやったのよ」と笑う。 「私ね、ほとんど過去を振り返らないんだけど、今年“戦後70年”だって言われて自分の年齢を初めて意識したの」と梶賀さん。その活動の原点を訪ねる散策が、ひとつのいのちの原点にも辿りついた不思議。梶賀ワールドに引き込まれたかのような、真夏のまち歩きだった。宮城学院の跡地に建つ石碑。レンガ校舎の面影を探すことはできないが、梶賀さんをはぐくんだ青春の日々はたしかにこの地にあった。
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