季刊まちりょくvol.19
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17 せんくら初年からもう早くも10年。音楽祭で大好きな仙台に行ける事を毎年楽しみにしております。日々譜面のおたまじゃくしとにらめっこ、新しい解釈発見したりプライドとの戦い色々ですが、皆様のサポートのおかげで音を出せることを本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします。 (前略)ステージの上からは、じつはいろいろな景色が見えます。ニコニコしてる顔、ときにはしかめっ面のむずかしい顔、、、ぜんぶ見えているんです。なかでも、ちいさなお子さんが目をまるくしてステージを見ている顔が一番すきです! まだまだ未熟な私の歌ですが、皆様の心のどこかにわずかでもずっと残っていられるような歌をこれからも歌っていきたいと思っております。 10年といえば、私が初めてせんくらで歌ったのを聴いてくれた子供はもう大人になっているんでしょうね、、、「また聴いてみたいっ!」って思ってくれているとイイのですが、、、 というわけで、今年も全力で精一杯歌わせていただきます。(後略) 「せんくら」第10回、おめでとうございます。仙台フィルはこれまでの「せんくら」で、クラシックのたくさんの名曲をご紹介してまいりました。今年も、オーケストラの名曲、協奏曲の名曲、声楽・合唱とオーケストラの名曲まで、皆様が気軽に楽しむことのできる、素晴らしい音楽の数々をお届けいたします。クラシック音楽は、私たちの心を癒し、エネルギーを与えてくれるもの。およそ70名のオーケストラがフルパワーで、共演者の方々とともに、心を込めて演奏いたします。ぜひ、今年の「せんくら」も、仙台フィルのオーケストラ公演をお楽しみください!(後略)仙台フィルハーモニー管弦楽団中鉢 聡(テノール)松山 冴花(ヴァイオリン、第2回仙台国際音楽コンクール優勝)©武藤章

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