季刊まちりょくvol.18
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6ミュージアムボランティアの現場伝える・つなぐ地底の森ミュージアム、仙台市縄文の森広場、仙台市歴史民俗資料館のボランティア、サポーターのみなさんはどんなことをしているのでしょう?日々の活動をのぞいてみました。地底の森ミュージアムボランティア地底の森ミュージアムの目玉は、2万年前の森林跡と人間の生活跡を発掘されたままの状態で保存・公開している地下展示室です。展示室内にはボランティアが待機し、来館者に向けて遺跡についての解説を行っています。世界でも珍しいこの展示と遺跡の特性を生の声で伝える、重要な役割です(写真は養成講座で展示解説の研修を受けるボランティアの方々)。歴史民俗資料館サポーター現代の暮らしには馴染みのない道具が展示されている歴史民俗資料館(愛称“れきみん”)。昔遊びを体験できるコーナーもあり、子どもたちに人気。サポーターの方々は世代をつなぐ役割も果たしています。地底の森ミュージアム(仙台市富沢遺跡保存館) 1996年開館。2万年前の旧石器時代の遺跡から出土した森林跡や、当時の人間が残した焚き火の跡などを現地でそのまま保存・公開しています。〒982-0012 仙台市太白区長町南4-3-1TEL 022-246-9153〈アクセス〉地下鉄長町南駅から徒歩5分縄文の森広場ボランティア縄文の森広場では、縄文土器づくりや石器づくり、勾まがたま玉づくり、編あんぎん布づくり、火おこしなど様々なメニューを体験することができます。ここでお客様をお迎えするのがボランティアの方々。コツを丁寧に教えてくれます。

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