季刊まちりょくvol.18
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5  大活躍! ミュージアムのボランティア みなさんはミュージアムに出かけたとき、展示の解説員やイベントのスタッフとして“ボランティア”の方々を見かけたことはありませんか? 現在、全国のミュージアムの約24%の施設にボランティア制度があり、約7万人が登録していると言われています(※1)。仙台市内でも複数のミュージアムがボランティアを導入し、地底の森ミュージアム(仙台市富沢遺跡保存館)と仙台市縄文の森広場では以前からボランティアが活躍、また最近では新たに仙台市歴史民俗資料館で“サポーター”と呼ばれるボランティアが活動しはじめました。 生涯学習や地域での活動に意欲をもつ人が増加している近年(※2)、文化施設はボランティア活動の場としても人気が高まり、それにともなってボランティアがミュージアムの運営に果たす役割も、今後ますます重要になることが予想されます。 これまでこのページでは、過去2回にわたり「ミュージアムの現場から」と題する特集をお送りしてきましたが、今回はその第3弾として上記3つの歴史系ミュージアムのボランティアに注目し、日々の取り組みや活動に携わる方々の思いなどをご紹介します。※1 平成23年度「社会教育調査」(文部科学省)。ここで言う「ミュージアム」は、博物館法に基づ   く「登録博物館」および「博物館相当施設」のほか、「博物館類似施設」も含める。※2 平成24年度「生涯学習に関する世論調査」(内閣府調査)《歴史系編》ミュージアムの現場から3特集18

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