季刊まちりょくvol.18
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8⇒P.10に続くこうして見ていくと、ミュージアムボランティアとは、ミュージアムと人(お客様)をつなぐ重要な役割を担っていることがわかります。活動を通して自らも学び、楽しむ、ボランティアのみなさんの生き生きとした姿も印象的です。10ページからは、そのような現役ボランティアさんの声を集めてみました。仙台市歴史民俗資料館1979年開館。建物は明治初期の旧日本陸軍の兵舎。おもに仙台市内を中心とした明治以降の生活資料(農具・生活用品・衣類・写真など)を収集保存・展示しています。〒983-0842 仙台市宮城野区五輪1-3-7(榴岡公園内) TEL 022-295-3956 〈アクセス〉JR仙石線榴ヶ岡駅から徒歩5分、 JR仙台駅から徒歩20分  地底の森ミュージアムボランティア毎年秋に開催される恒例のお祭り「地底の森フェスタ」では、やり投げ(写真左)、旧石器時代の調理法である“石蒸し料理”(写真右)、石器づくりなどのコーナーが設けられます。この場の補助や準備、技術指導などで活躍するのがボランティアのみなさん。イベントを通して多くのお客様とコミュニケーションができるのも、ボランティア活動の魅力のひとつです。歴史民俗資料館サポーター1月11日、縄文の森広場を会場に行われたSMMA(※)クロスイベント「餅・モチ~親子で学んで餅つき体験」にて。臼と杵を使った餅つきは初めて経験する子どもたちも多く、大人のフォローは不可欠。そんなときはボランティアの出番!“れきみん”サポーターが声掛けをしたり、子どもたちの様子を見守ります。人とのふれあい※SMMA(仙台・宮城ミュージアムアライアンス)=仙台市内のミュージアムが参加するネットワーク組織。

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