季刊まちりょくvol.17
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18・子どもたちのやる気、努力、皆との協力、助け合う思いやりが伝わり、その喜びが子どもたちの家庭に届きました。(児童合唱事務局・庄子幸枝)・どうしてもこのプロジェクトに参加したい!と強い気持ちを持って、自宅でも練習している姿に驚かされた。(児童合唱・大崎怜佳(母))4.これからの抱負、事務局への要望、その他・常に何か目標を持って進んでいきたいという思いが強まりました。(合唱団・村上ふみ)・これを機に他のプロジェクトも立ち上がることを願っております。(合唱団員)・初演で児童合唱団で歌っていた人が今回は大人の合唱団で歌っている、なんて素晴らしいことでしょう。これが地元に根づいて歌い続けていく本質だと思います。(合唱団・佐藤登美子)・この公演に参加できたことは、わたしの合唱人生でも1位か2位くらいのとても大きくて貴重な体験でした。これを大事に心の中に持って、これからの人生を生きていこうと思います。(合唱団員)・市民参加でありながら、プロのレベルが可能であるということを、このプロジェクトで実感しました。それはスケジューリングや、地道な基礎訓練や、事務局のバックアップ体制や、プロのオペラ歌手の方々の柔軟な対応や、地元の舞台人の方々のプレイングマネージャーやサブファシリテーター的なポジション取りのたまものだと分析しています。多分こういったプロジェクトを打ち上げ花火にせず、継続するのが行政の仕事なのだろうと思います。(黙役・野々下孝)・数か月間、練習に参加できなかった私を「おかえり」と言ってあたたかく迎えて下さったことも、本当に嬉しかったです。皆さんのあたたかさに助けられました。(合唱団員)・ラストチャンスと思って臨んだ「遠い帆」が、先へ向かう勇気をくれました。数年に一度でもよいので、事務局の皆さんと合唱団の皆さん、先生方と同窓会のようなものができた「遠い帆」関係者コメント:原作・脚本 高橋睦郎 氏「成長するのが良い作品」 良い作品というのはずっとそれが成長していく作品なんですね。そして作品を成長させるのは、最終的には観客であり読者なんですね。(中略)この作品が少しずつでも、公演の度ごとに成長して行ってくれれば、原作者としてこんなにうれしいことはないなと思います。 (2013年11月10日プレ企画トークイベント)

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