季刊まちりょくvol.17
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11○合唱団データ結成:2012年9月15日団員:ソプラノ25名、アルト22名、テノール12名、バス10名(東京公演出演時)指導者:今井邦男先生、石川浩先生、佐藤淳一先生、千葉敏行先生練習:仙台公演まで72回、東京公演まで39回、合計111回 オペラ「遠い帆」合唱団はオペラの中で、複数の人格をもつ集団として、また文字どおり複雑な個々人として支倉六右衛門常長一行と共に7年の旅をした。不条理に充ちた六右衛門の過酷な運命を、凝縮した音楽の刻の中で生き、そしてその先まで行った。 それは「実感」を伴う体験だった。オペラで「歌う」ということはこういうことかと思った。われわれは歌いつつ「真実」を知る。多くの人が用意した「舞台」という時空間のなかで、常長の、同時にわれわれの時間は再び意味のあるものになったのである。「遠い帆」と合唱 合唱指揮・今井邦男氏(2014年公演プログラムより)◉ 2014/8/23~24  東京公演◉ 2014/8/19  東京・新国立劇場入り◉ 2014/8/17~18  オケ合わせ◉ 2014/7/1~   立稽古開始◉ 2014/3/1~  合唱練習再開◉ 2013/12/7~8   仙台公演

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