25ものはなんだろう。僕はその疑問を楽しみながら、繰り返し、この展示の中に入っていった。 日記という記録や記憶の展示であるにもかかわらず、作者を遠くに感じることができる写真と言葉を読み進めるのは、とても緊張感があり、自分の中の「どこか」に話しかけるものだった。夢日記も散らばる手紙から溢れる言葉たちもきっと「どこか」で暮らしている。そしていつか「どこか」で再会する。<展覧会情報> 2014年4月1日(火)~4月20日(日) 会場/ギャラリーターンアラウンド ※1週間ごとに内容を変え連続開催 第1週「おやすみ、ジョン」 第2週「名前のない日記」 第3週「手のひらの中の」
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