季刊まちりょくvol.10
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10⇒P.8から続く仙台国際音楽コンクールの特徴のひとつである「あたたかいおもてなし(ホスピタリティ)」を生み出しているのが、約300人の市民ボランティアの皆さんです。今回は、会場運営サポート・出場者サポート・広報宣伝サポート・ホームステイ受入れの各部門で活動する5人の方にお集まりいただき、現場を知る方々ならではのお話をしていただきました。コンクール未体験の方、必読です!仙台国際音楽コンクールへようこそ!~市民ボランティアがご紹介するコンクールの魅力・楽しみ方~ 〈お話しいただいた方々〉近おうみ江 千ちか佳さん(出場者サポート部門)今こんの野 恵けいこ子さん(会場運営サポート部門)岡おか 浩こういちろう一郎さん(広報宣伝サポート部門)水みずこし越 美みか果さん・結ゆう友さん(ホームステイ受入れ部門) (文中は敬称略)聞き手:編集部 座談会◎4つの部門で活躍するボランティア編集部:まずは自己紹介と、コンクールボランティアとしてどのような活動をされているかをお聞かせください。近江:出場者サポート部門の近江千佳です。第2回コンクールから参加しています。最初は会場運営、その次は広報宣伝、今回は出場者サポートに専念しようということで(笑)、出場者サポート部門では、おもにコンクール出場者の通訳をしたり、「交流サロン」というコーナー(出場者が休憩したり、日本の文化や仙台の魅力を紹介する場)を企画・運営します。勉強会をするなど自分たちも学びながら本番に向けて準備しています。今野:会場運営サポート部門の今野恵子です。私は第1回からボランティアに携わっています。昨年から会場運営サポート部門は仙台クラシックフェスティバル(せんくら)とコンクールの両方が活動の場になりました。会場運営は 当日会場での受付、ドアの開閉、客席へのご案内などがおもな仕事で、お客様と直接接する部門です。高校生から80代までと年代の幅も広く、学生さんや主婦、仕事をしている方など、さまざまな方が所属されています。岡:岡と申します。転勤がきっかけで仙台に来て、仙台が気に入り転職して居付いてしま

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