季刊まちりょくvol.6
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5特集06 東日本大震災から1年。徐々に街の復興が進むなか、文化芸術の力によって被災地の子どもたちの心のケアをバックアップしようというプロジェクト「仙台市震災復興のための芸術家派遣事業」(実行委員/仙台市市民文化事業団ほか)が、文化庁からの委託事業として実施されました。2011年8月から2012年2月までの半年にわたり、約140件のプログラムを仙台市内の小学校、幼稚園、保育園、児童センターなどにお届けしました。そこからほんの一部ではありますが、事業の様子をご紹介します。「仙台市震災復興のための 芸術家派遣事業」レポート◀仙台市内の小学校・幼稚園・保育園などにお送りした「芸術飛行船」のカタログ。ここからお好きなプログラムを選び、応募していただきました。たくさんのご要望をいただきましたが、すべてにお答えすることができなかったことが心残りでした。参加したのは3歳~5歳児の子どもたちと、子育て支援センターに通う親子の皆さん。最初に保育園のひろこ先生からのお話。何が始まるんだろう!? ちょっぴりドキドキ。りえちゃんとみきちゃんが登場。2人は、意地悪になってしまった桃太郎をもとの優しい桃太郎に戻すために、保育園のみんなに力を貸してほしいとやって来たんだって。そのために必要な“ゴールデン・キビダンゴー・DX”を探すことと、桃太郎に閉じ込められたキジ、サル、イヌを助け出す、というミッション(使命)が子どもたちに託されました。1月13日(金)実施 「宝物を探せ!」会場/仙台袋原あおぞら保育園(仙台市太白区)

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