季刊まちりょくvol.6
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27せられた一部を「『3.11』市民が撮った震災記録web」として公開しています※。震災から1年を前に、今年3月1日には記録集『3.11 キヲクのキロク―市民が撮った3.11大震災 記憶の記録』を出版しました。掲載写真はすべて、市民が自らの震災後の暮らしや地域の被害状況を撮影したもの。写真提供者の震災体験談も収められています。「マスメディアの報道写真とは異なり、個人的に写した写真には1枚1枚想いが込められている。震災当時、誰もが体験した生活を、風化しないようにきちんと後世に残したい」と編集を担当した佐藤さんは語ります。 記録そして人々の記憶を未来に残すこと。震災を経験したわたしたちは、その役割の大きさに気づきました。「NPO法人20世紀アーカイブ仙台」の活動は、今後ますます重要なものになってくるのではないでしょうか。(2012年1月19日取材)※ http://www.sendai-city.org/311.htm/左から副理事長・佐藤正実さん、理事長・坂本英紀さん、理事・伊藤豊生さん「NPO法人20世紀アーカイブ仙台」のページ(「仙台市民の文化事業」PRページ 0)もご覧ください。▶▶▶ホームページhttp://www.d2.dion.ne.jp/~clip/20thcas.html/8『3.11 キヲクのキロク』A4判変形約330ページ、定価2,100円。仙台の主要書店で販売中。またはNPO法人20世紀アーカイブ仙台へお問い合わせください(TEL 022-387-0656)

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