季刊まちりょくvol.5
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話題☆エトセトラ 仙台市市民文化事業団では、仙台市との共催のもと、東日本大震災により甚大な被害を受けた地域を対象に、これまで培われてきた暮らしや文化に焦点を当て、地域資源を再発見・再認識・再考する「RE:プロジェクト」を展開しています。仙台の街並みに造詣の深いライターの西大立目祥子さんと、これまでも仙台の街を題材に詩を創作してきた詩人の武田こうじさんとともに、地元の方にお話をうかがい、被害を受けた地域を歩くことで、まずは言葉によってかつての地域の姿をお伝えしようという試みです。 その内容は月1回発行するフリーペーパー『RE:プロジェクト通信』(市内の文化施設などに配置しています)でご覧いただけます。◆制作日誌ブログ http://re-project.sblo.jp/[問]仙台市市民文化事業団事業課☎022-301-7405『RE:プロジェクト通信』 現在、3号まで発行。 地域の文化やミュージアムにまつわる話題が満載の本『せんだいノート』が発売されました。 この本は、当初、県内のミュージアム施設の共同事業体「仙台・宮城ミュージアムアライアンス」(SMMA)がフリーペーパーとして制作を進めていたものですが、編集の途中で東日本大震災が発生し、発行を断念せざるを得ませんでした。しかし、東京の出版社のご厚意によって書籍化され、10月末から全国の主要書店で発売されています。[問]仙台・宮城ミュージアムアライアンス事務局(せんだいメディアテーク内) ☎022-713-4483「RE:プロジェクト」展開中『せんだいノート』発売中B5判、144ページ、定価1,470円。書店にない場合はお取り寄せもできます。46

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