季刊まちりょくvol.3
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7井上ひさし初期の代表作に、宮沢賢治の童話などをからめて構成した演目。日本料理店のお座敷で、気分はさながら“お大尽”。プログラムE「表裏源内蛙合戦」~どんぐりと山猫とか、花魁とか~作:井上ひさし 構成:半田深雪瑞鳳殿下の欧風レストランが会場。ピアノの生演奏をバックに、井上ひさしの批評眼に照らし出された書簡体小説をベテラン女優3人が読みわけた。プログラムF「桃」(「十二人の手紙」より)作:井上ひさし「小道具でお吸椀が登場すると聞き、お客様にも共感していただこうとお料理にもお吸椀をお出ししました。お店の味を出すために少し高めの料金設定でしたが、良かったというお声をいただきました」(渋谷容子さん)店のしつらえの美しさと料理の美味しさが、演劇の素晴らしさを引き立てていました。出演者の演技を、手を伸ばせば触れられる近さで拝見できたのは感動。(女性・50代)椿弁当会場/日本料理 花はんお店のつくりが人の声もピアノの音もとてもやわらかく響かせてとても心地よいひとときでした。(女性・40代)「店内で演奏会はよく開いていますが、杜劇祭で店の新しい活用方法を発見しました。演目にちなんで黄桃を使ったデザートをお出ししたら、お客様も喜んでくださったようです」(小関康さん)ディナービュッフェお店の方からお店の方から会場/レストラン パリンカ素敵な写真と文章で皆様を杜劇祭に誘うブックレット(→P.10からの座談会でも触れられています)受付でお客様をお出迎えした杜劇祭非公認(?)キャラクター“うさこ”。ときどきお召し替えをして登場していました店のしつらえの美しさと料理お客様の声 アンケートよりお店のつくりが人の声もピアお客様の声 アンケートよりスタッフお手製の“行燈”が上演会場の目印

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